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小泉新防衛大臣、防衛力抜本強化へ決意表明

「より危機感と切迫感必要」戦略文書見直しへ
防衛省は10月22日、高市政権発足に伴い小泉進次郎新防衛大臣を迎えた。小泉大臣は就任後初の訓示に臨み、日本を取り巻く安全保障環境の急速な悪化を踏まえて「防衛力の抜本的強化」を最優先課題に掲げて取り組む姿勢を示した。高市早苗総理の指示を受け、「戦略3文書の見直し」「装備移転の新制度検討」「日米同盟深化と関係国との連携強化」「人的基盤の強化」などにも力を入れるとし、新たな防衛体制を構築する方針を打ち出した。
小泉大臣は「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことが防衛省・自衛隊25万人の使命だ」と強調。ロシアによるウクライナ侵略や東アジアの不安定化に触れ、「既存秩序が深刻な挑戦を受ける中、日本の独立と平和を守るためには、これまで以上に強い危機感と切迫感を持たなければならない」と語り、国防政策の抜本的再構築に取り組む姿勢を明確にした。
※写真1=儀仗隊による栄誉礼を受ける小泉防衛大臣
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