★星野リゾート、18億円投資の新予約システム「FleBOL」始動

　文化財再生から観光産業の未来展望まで成長戦略を発表

　星野リゾートは10月22日、定例のオンラインプレス発表会を開催し、2026年にかけて実施する新たな取り組みを発表した。
　その第一弾として、自社開発の予約システム「FleBOL（フレボル）」を10月23日から導入する。同システムは、「Flexible Booking On Line（フレキシブル・ブッキング・オンライン）」を意味し、これまで固定的であった旅行予約を柔軟に組み替えることを可能にすることで、旅を自由にアレンジすることができる予約システムとなっている。新システムの構築には約18億円を投資した。システム運用の最初の取り組みとして、予約後に宿泊人数や宿泊プラン、客室タイプなどを自由に変更可能とする。また、キャンセル料を最大30%とすることで、宿泊予約客のリスク軽減にも配慮する。まずは、「界」と「LUCY」の2ブランドの施設で導入し、2027年までに全施設に対応させていく計画だ。

※画像＝今後の成長戦略と共に観光産業の展望について持論を展開した星野佳路代表