★ブランドUSA、「歴史と文化」の深掘りセミナー

　国別第2位の日本市場、新キャンペーン紹介

　ブランドUSAは、旅行会社とメディアを対象とした「深掘りセミナー」を開催した。今回のテーマは「歴史と文化」で、ブランドUSAに加え、アメリカの6つの観光局がそれぞれプレゼンテーションを実施。日本でも人気の高いアメリカの建築家フランク・ロイド・ライト氏が設計した自由学園明日館（東京・池袋）の講堂を会場に、アメリカの歴史と文化の魅力を伝えた。ブランドUSAのプレゼンテーションでは、国別の訪問客数として、英国に次ぐ第2位を記録した日本市場の現況を紹介。また、新たなマーケティングキャンペーン「アメリカ・ザ・ビューティフル」、入国アプリ「モバイル・パスポート・コントロール（MPC）」についても触れた。
　日本からアメリカへの訪問者数は、今年1～8月の累計で127万2573人、前年同期比で5.8%増を記録。隣国のカナダとメキシコを除く国別では、英国、インドに次ぐ第3位となった。また、8月単月ではインドや中国、ドイツなどが減少するなかで、日本は前年同月比10.5%増の24万4402人となり、英国に次ぐ第2位となった。ブランドUSA旅行業界担当ディレクターの高久渉氏は「コロナ前の英国に次ぐ第2位の地位に向けて着々と進んでいる。みなさまのご協力を得ながら数字をさらに伸ばしていきたい」と語った。

※写真＝セミナーの様子（写真はブランドUSAの高久氏）