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EHang、タイ当局とサンドボックス・イニシアチブ開始

バンコク初のサンドボックス地域で飛行実証
中国のeVTOLメーカーであるEHangホールディングスは10月16日(現地時間)、タイ民間航空局(CAAT)および現地パートナーと協力し、タイにおける先進エアモビリティ(AAM)サンドボックス・イニシアチブを開始すると発表した。
このイニシアチブでは、EHangが開発した「EH216-S」無人eVTOL機を、タイ国内で社会実装することを迅速化することが目的だ。
同日、バンコク初のサンドボックスエリアにおいて、「EH216-S」の試験運用が開始された。今後、タイ全土のより多くのサンドボックスエリアを展開していくことを目指す。
このイニシアチブの下、EHangの現地パートナーは、インフラから運用チームに至るまで、不可欠な運用サポートを提供する。観光飛行ルートや輸送サービスを拡大するため、パタヤ、ラン島、プーケット、サムイ島などタイ国内の多くの地域にサンドボックスエリアを拡大するとした。
※画像=Ehangがタイ当局と社会実装へサンドボックス・イニシアチブ。モデルを確立し東南アジア各国へ展開(提供:Ehang)