2019.02.07

WING

SUBARU、将来戦闘機「足元固める技術開発で貢献」を

日本の技術で後方支援含め守る自覚持つべき事業

 SUBARU航空宇宙カンパニーの戸塚正一郎プレジデントが本紙のインタビューに応じて、航空自衛隊の将来戦闘機構想について、「しっかりと足元を固める技術開発に取り組ませていただき、事業に貢献していきたい」と、同社がこれまで培ってきた技術やノウハウをフル活用して、将来戦闘機構想に貢献していくことに言及した。
 戸塚プレジデントは「将来戦闘機は、我が国を我が国の技術によって、後方支援を含めて守っていく自覚と認識を持って取り組むべき事業」であることを強調。大綱・中期防では日本主導型の開発を行うことが指針として示されており、「従来よりも踏み込んだ表現で記載がなされているため、我々もそれにベクトルを合わせていきたい」と話した。
 ちなみに、昨年12月末に策定された新たな防衛大綱、中期防衛力整備計画については、「安倍首相が明言されておられたように、将来の日本を見据えて従来よりも長いスパンで考えられている。従来の枠に捉われない防衛のあり方を考えておられ、宇宙やサイバーのこと、装備品のあり方にも言及されている。指針が明確になっている分、防衛のあり方、装備品のあり方、何より統合運用のあり方について、我々としても技術力を生かして、どう国防に貢献することができるのかということをあらためて考えるチャンスを頂いた」とコメントした。

 

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※写真=インタビューに応じたSUBARU航空宇宙カンパニーの戸塚正一郎プレジデント(中央)、新田用途ヘリ事業管理室の橋本勝久室長(左)、無人機設計部の阪口晃敏部長

※写真=初の飛行試験に臨んだ陸上自衛隊向け新多用途ヘリコプター(提供:SUBARU)

※写真=SUBARU BELL412EPXの模型。アジア市場を狙う

※写真=赤外線センサシステム飛行試験機が初飛行。写真は飛行試験の時のもの(提供:航空装備研究所)