2018.04.17

ウイングトラベル

豪政観、西豪パース直行便開設に意欲

日本マーケットの堅調な伸び見込む

 オーストラリア政府観光局主催のトラベルトレードショー「ATE18」が南オーストラリア州アデレードで始まり、同局国際マーケット担当エグゼクティブ・ジェネラル・マネージャーのフィリッパ・ハリソン氏と、日本局長の中沢祥行氏がメディア・インタビューに答えた。インタビューの中で、ハリソン氏は日豪間の航空座席供給について言及、「引き続きフォーカスしていく。特にオーストラリア西部への直行便開設を求めていきたい」と述べ、西オーストラリア州パースへの直行便実現に意欲を見せた。また今年の日本人訪問者数については、「堅調な伸びに期待している」と述べ、前年比で1ケタ台の伸びを見込む。
 日豪間の航空座席供給は、近年増加傾向にある。昨年は9月に日本航空が成田−メルボルン線を、12月にカンタス航空が関西−シドニー線を開設、前年比で日豪間の航空座席供給は11%増となっている。ハリソン氏は「マーケットの拡大において、航空座席供給は常に重要。すでに日本からオーストラリア東部の5都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコースト)へ直行便が飛んでいるが、西部への直行便はない。機会は充分にある」と指摘。中沢氏は「羽田空港の国際線発着枠拡大が契機となる」との見通しを示した。観光局では航空便拡大へ向け、引き続き「就航実現へ向けたマーケットデータの収集や、航空会社や空港会社など、関係各署への働きかけを行っていく」(中沢氏)という。
 一方、昨年のオーストラリアへの日本人訪問者数は、前年比4%増の43万4000人を記録。増加した要因について、ハリソン氏は「航空座席供給の拡大に加え、安全志向やオーストラリアの強みである大自然やフード&ワイン、ビーチなどの魅力が奏功した」と答えた。また消費額は、前年比2%増の18億豪ドルに達し、ハリソン氏は「日本マーケットは我々にとって大変重要な市場のひとつ。特に消費額が高く、価値の高いマーケットだ」と評価。観光局では、2020年までに「日本マーケットからの訪問者数70万人と、消費額27〜33億豪ドル」の達成を目標としており、実現へ向けた取り組みを強化していく。

 

※写真=左からリッジウェイ観光大臣、豪政観オサリバン局長、南オーストラリア州観光局ハレックス局長

 

告知風動画の紹介ページ(ウェブサイト)

 

※写真=左から豪政観中沢氏、ハリソン氏

 

※写真=ATE会場の様子