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2019.02.06

ウイングトラベル

ドイツの独立系航空会社のゲルマニア破産申請

 ドイツの独立系航空会社のゲルマニアは、現地時間の2月4日、ベルリン地方裁判所に破産手続きの開始を申請し、全便の運航を停止すると5日発表した。同社機材のメンテナンスを担当するグループ会社など2社も同時に破産申請した。
 ゲルマニアは30年以上の歴史を持つ独立系航空会社。機材は37機を保有し、ヨーロッパの18空港と北アフリカ、中東の60以上の目的地を結ぶ路線を定期便やチャーター便などで運航、年間400万人以上の搭乗客数がいた。
 破産申請に至った理由について同社では、主に昨年夏の燃油価格の急激な上昇と、米ドルに対するユーロの同時下落、機材導入の大幅な遅れ、メンテナンス案件の多発等を挙げている。