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2018.12.13

ウイングトラベル

香港をグレーターベイエリアの中核都市に

ラム行政長官、ツーリズム・コンベンションで明言

 香港特別行政区政府、香港政府観光局、香港旅游業議会の共催による香港インターナショナル・ツーリズム・コンベンションが12月12日、香港コンベンション&エキジビションセンターで初めて開催された。同コンベンションは、中国の「一帯一路構想」と「港珠澳大橋」開通を契機とする「グレーターベイエリア」(粤港澳大湾区)の観光開発の可能性を探ることを目的とし、香港、マカオ、中国本土、アジア、世界各国・地域から約1000人のツーリズム関係者が集結した。
 日本からは旅行業界を代表して、菊間潤吾ワールド航空サービス会長、高橋広行JTB社長、堀坂明弘日本旅行社長、松田誠司阪急交通社社長、江利川宗光ジャルパック社長、田ヶ原聡近畿日本ツーリスト首都圏社長、小林正保ANAセールス執行役員旅行事業本部副本部長、幅屋太楽天ジェネラルマネージャー・ワールドトラベルシステム社長など10名が出席した。
 同コンベンションでは冒頭、香港特別行政区政府のキャリー・ラム長官が壇上に立ち、「世界各地の観光関係者と貿易担当者が共に、観光開発に関するアイデアを交換し、一帯一路構想のもと、広東・香港・マカオのグレーターベイエリアを開発したい」と述べた。

 

※写真=グレーターベイエリアの観光開発を議論するパネルセッション