飛鳥IIの世界一周クルーズがグランプリに

クルーズ・オブ・ザ・イヤー2018発表

　日本外航客船協会は毎年恒例となっている「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」の2018年選考結果を発表した。グランプリには、郵船クルーズの「飛鳥II2018年世界一周クルーズ」が受賞した。また、同クルーズは今年から新たに創設された国土交通大臣賞も受賞した。
　飛鳥IIの世界一周クルーズは不安定な国際情勢や3年の吸気管による市場ニーズの不確定要素を乗り越え、一周コースの乗客だけで完売した。さらに約3割が初乗船客となるなど、世界一周クルーズの存在意義を明確に証明したこと。さらに政情不安定な地域の寄港地選定では関係各所から情報を収集し、安全な運航を達成したことは称賛に価する評価された。