2018.10.03

WING

岩屋防衛大臣就任、防衛政策「3本柱」で推進

防衛力強化、日米同盟と多国間協力を推進

 この度の組閣で新たに防衛大臣となった岩屋毅大臣は10月2日に就任会見を開き、安倍総理からの指示として、「防衛力の充実」、「日米同盟の強化」、「多国間協力の推進」を防衛政策の3本柱に置いて取り組む方針を示した。「国家の存立を守り、国民の生命・財産を守るという、崇高な使命を担うこととなった」とし、さらに「職責の重みを痛感し、身の引き締まる思い」と、防衛大臣就任の感想を述べた。
 岩屋大臣は、3本柱として取り組む防衛政策のうち、1つ目の防衛力の充実について、「言うまでもなく、自助努力、わが国の自身の努力として、防衛力を充実・強化していく」と説明。厳しさを増す日本周辺の安全保障環境に合わせて、防衛大綱の見直しと、新中期防衛力整備計画の策定も見据えて、防衛力強化に努める姿勢を示した。
 2つ目の同盟の強化については、「米国と連携して、自衛隊の役割を強化し、抑止力を向上させていく」と話した。日米同盟において、自衛隊の存在感を一層強めたい考えだ。さらに、朝鮮半島情勢などを踏まえ、米国との協力によって防衛態勢能力の向上を図るとして、北朝鮮に対して「国連安保理決議の完全な履行のための取組みなどをしっかり推進したい」と説明した。
 3つ目の多国間協力では、諸外国との安全保障協力について、積極的な推進を図るとしている。特に「インド太平洋地域での自衛隊の積極的な活動を通じて、地域の安定化に寄与していく」との考えを示した。また、「共同訓練、装備技術協力を含む2国間、多国間の協力・交流を推進したい」と述べて、引き続きインド太平洋地域の関係国を中心とした関係各国と、協力・相互理解の促進を図る方針とした。