2018.10.02

WING

ターキッシュ エアラインズ、日本路線需要拡大へ

2020年に東京線1日2便化と関西線再開目指す

 ターキッシュ エアラインズ(THY)東京支社のメフメット・アカイ支社長は本紙とのインタビューに応じ、東京-イスタンブール線のダブルデイリー化と関西-イスタンブール線の運航再開について「2020年をめどに実現させたい」考えを明らかにした。また、来年は日本路線開設30周年の節目となることから、旅行会社やJATAとの更なる協力、また同社が就航する各国の政府観光局や大使館などとの協力を強化しつつ、業界向けセミナーやワークショップも積極的に開催していきたいと語った。さらに、消費者向けのプロモーションも強化していき、日本発の旅客需要の取り込み強化を目指していく考えだ。

 成田線搭乗率90%台、ビジネスクラス好調
 2019年に日本就航30周年、プロモを強化

 足元の需要動向についてアカイ東京支社長は「今年5月から成田-イスタンブール線は機材をボーイング777型機に変更し大型化を図った。この結果、搭乗率は90%程度で推移している。特にビジネスクラスの搭乗率はアジア向け国際線でトップとなるなど、非常に好調に推移している」と述べた。
 乗客の構成としては「トルコ行きが25%、トルコ以遠の需要が75%となっている。トルコの地理的条件が好影響をもたらしている。世界122カ国に就航しており、イスタンブールからヨーロッパ内の約55カ国については、首都に乗り入れている。しかもイスタンブールから4時間以内で到着することができる。そうした利便性のよさが好調な搭乗率に表れている。特に最近は法人旅客の取扱いが増えている」と話す。
 同社における日本市場の位置づけについてアカイ東京支社長は「アジアの中で2番目に古くから運航している路線だ。1989年の就航開始後、来年で30周年の節目の年を迎える。われわれはこの30年間一貫して運航を続けてきた。さらに、ターキッシュエアラインズはそれぞれの航空機にトルコの地名を付けているが、唯一(トルコとのゆかりが深い和歌山県串本町の地名を冠した)『kushimoto』号だけがトルコ以外の地名を使用している。これはわれわれがいかに日本市場を重要視しているかを裏付けている」と話す。
 そうした中で、トルコ国内・トルコ以遠双方の需要を獲得するためにBtoB、BtoC両面でさまざまな活動を展開していく考えだ。