2018.08.21

WING

ボーイング、高速3Dプリンターメーカーに出資

合金材料を粉末ベースで製造する技術持つ会社

 ボーイングは先頃、高速多種金属3次元プリント・システムを開発している「デジタル・アロイ」社に投資したことを発表した。同社は独自の粉末ベースの合金3Dプリント製法を開発して特許を取得しており、ボーイングが航空宇宙用として使用できるチタンや耐熱合金製部品を3Dプリントにより製造できるという。
 ボーイングは既に6万点以上の3Dプリント部品を商用、軍用、宇宙用として製品に組み込んで飛行させている。3Dプリント技術はボーイングにとってコスト低減と設計から製造への工期短縮という大きな価値を生み出すものとなっている。とくにデジタル・アロイ社の新しい3Dプリンターは、従来のワイヤー・ベースの3Dプリントに比べて、粉末ベースでプリントするため、より高い設計再現性(精度)が得られ、素材の形態の面でもコスト低減が期待される。