記事検索はこちらで→
2021.05.29

ウイングトラベル

【潮流】ワクチン打ったら海外旅行か

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種効果は、感染者数の減少と経済社会活動の本格的な再開へ世界を劇的に変えつつある。欧米では、ワクチ接種はマスク着用を免除するなど感染対策そのものへの見直しとともに、ワクチン接種者は海外旅行も可能となるなど、PCR検査陰性証明からワクチン接種証明(ワクチンパスポート)が海外旅行に必携となりそうだ。
 日本では、医療関係者、高齢者に対するワクチン接種もこれからの状態で、ワクチン接種が行き渡るのがいつになるのか分からない。しかも、新たな変異株が登場して、摂取するワクチンが新しい変異株に効かなかったらどうなるという不安も生じてくる。
 ただ、これからは新たな変異株と、それに対する有効なワクチンの開発という「いたちごっこ」のような終わりのない戦いが続き、それこそが「ニューノーマル」の時代なのかもしれないという気もする。(ウイングトラベル編集統括:石原義郎)