★2月の主要旅行業者総取扱額、85.9%減の426億円

　新型コロナ再拡大やGoTo停止で大幅に減少

　観光庁が発表した2月の主要旅行業者46社の旅行総取扱額は前年同月比85.9%減の426億1500万円となった。内訳は国内旅行が76.6%減の390億7100万円、海外旅行が97.4%減の33億100万円、外国人旅行が97.2%減の2億4200万円となった。国内外における新型コロナウイルスの再拡大により、出入国の規制が再強化されたほか、国内ではGo Toトラベル事業の停止措置がとられたことにより、旅行の中止や延期の影響を受けたことが今回の実績に反映された格好だ。
　旅行商品ブランド（募集型企画旅行）の取り扱い状況は総取扱額が91.0%減の82億8200万円となった。内訳は国内旅行が87.0%減の82億8200万円となった。海外旅行の取扱額はゼロ、外国人旅行もほぼゼロの1万7000円となった。取扱人数は85.9%減の32万8017人となった。内訳は国内旅行が84.8%減の32万8010人となった。海外旅行はゼロ、外国人旅行は7人だった。

※表＝2月の主要旅行業者の旅行取扱速報