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2021.04.12

ウイングトラベル

★IATA2月、世界旅客需要は19年比74.7%減退

 ウォルシュCEO、「2月は需要回復の兆しみえず」

 国際航空運送協会(IATA)がまとめた今年2月における世界の航空旅客輸送実績によれば、旅客需要を示すRPKは、コロナ禍前の2019年2月実績と比較して、74.7%減少したことが明らかになった。一方、座席供給量を表すASKは63.1%減少し、搭乗率は25.3ポイント悪化した55.4%に留まった。
 IATAのウィリー・ウォルシュ事務局長兼最高経営責任者(CEO)は今年2月の実績について、「国際線の需要回復の兆しは見られないどころか、新型コロナウイルス変異株が続くなか、渡航規制が強化され、多くの指標が悪化した」とコメントした。
 

 

※図=2月の国際線・国内線旅客輸送実績/19年2月比〉(提供:IATA)

 

※図=2月の主要市場における国内線旅客輸送実績/19年2月比〉(提供:IATA)