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2021.04.12

WING

KAI、国産戦闘機KF-21「ポラメ」試作機を公開

2022年の初飛行に向け、準備開始へ

 韓国航空宇宙産業(KAI)は4月9日(韓国現地時間)、国産戦闘機(KF-X)として開発中の「韓国戦闘機(KF-21)試作機」の発表式典を慶尚南道泗川(サチョン)市で実施した。式典にはムン・ジェイン(文在寅)大統領をはじめ、ソ・ウク国防部長官、KAIのアン・ヒュンホCEOらが参加したほか、共同開発国であり前日に韓インドネシア防衛長官級会談を行ったプラボウォ・スビアントインドネシア国防大臣も参加。関係者が無守る中、KF-XはKF-21を制式名称に、「ポラメ(韓国語で若鷹の意味)」を愛称として命名された。
 KF-21は韓国空軍の現有戦闘機のうち、F-4やF-5など旧式化した戦闘機のリプレイスを目的に開発した戦闘機で、外観からも伺える様にステルス性を考慮したいわゆる第4.5世代戦闘機となる。開発に当たってはKAIが・・・・。

※写真=KAIは国産戦闘機KF-21の試作機を発表した。KF-21は2026年6月までに地上および飛行試験を完了する予定で、式典後は2022年の初飛行に向け準備を開始するとのこと(提供:KAI)