ユーグレナバイオディーゼル、一般向けテスト販売開始

都内で3日間限定、次世代バイオ燃料普及へまた一歩

　ユーグレナが開発した次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」が、東京都内のセルフガソリンスタンドにおいて、本日から3日間（4月9日～11日）限定で一般向けのテスト販売が始まった。ユーグレナバイオディーゼル燃料が一般向け販売されるのは、今回が初めて。ディーゼルとハイオクを販売する。
　航空業界でも持続可能な航空燃料の開発・導入が急ピッチで進められようとしており、ユーグレナは同社の微細藻類（ミドリムシ：学名ユーグレナ）を使った代替燃料の開発を進めている。今回、一般販売に踏み切ったのは、もちろんジェット燃料ではない自動車用のディーゼル燃料だが、ミドリムシを原料とした燃料が一層身近なものとなってきたかたちだ。こうした取り組みによって、広く一般に普及が進めば、バイオ燃料最大の課題でもある価格の低廉化へと繋がりそうだ。ちなみに今回は・・・

※写真＝本日から3日間限定でユーグレナバイオディーゼル燃料が都内で一般販売される。今回は3日間限定のテスト販売だが社会普及が進めばバイオ燃料の低価格化が進みそうだ（提供：ユーグレナ）