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2021.04.09

WING

福岡空港、輸送力2倍の連節バスが巡回、混雑解消へ

西鉄が運行、需要回復見込み20日から導入

 福岡国際空港会社(FIAC)は4月20日から、福岡空港の国内線と国際線の旅客ターミナルビルを結ぶ連絡バスとして、従来のバスよりも輸送力を拡大した連節バスを導入する。FIACの委託によって西日本鉄道(西鉄)が運行する。
 FIACではこの度の連節バス導入について、混雑を解消し、よりスムーズかつ快適な利用を目指して導入を決定したという。現在では、コロナ禍によって空港の利用者数が大幅に落ち込んでいるものの、将来的な旅客需要の回復を見据えた決定だとした。
 福岡空港では、2019年の国際線利用者は約640万人に達し、国際線旅客ターミナルビルに向かうための連絡バスは、混雑が常態化していた。ピーク時は、バスを待つ旅客が1台のバスに乗りきれず、次のバスを待って板状態だった。・・・

 

※写真=20日から導入する連節バス(提供:FIAC)