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2021.03.05

WING

2月の自衛隊緊急発進回数は63回に

中国機に対し45回、ロシア機には18回実施

 統合幕僚監部は3月4日、2021年2月に自衛隊が実施した緊急発進回数を発表した。これによれば、2月の緊急発進回数は63回で、推定も含め中国機に対する発進が45回、ロシア機が18回という内訳になった。2020年度内の月別で見れば、中国機に対する発進は4月の64回、8月の45回に続く2番目タイとなり、一方でロシア機に対しては3番目に少ない回数になった。
 航空自衛隊の航空方面隊別に見ると、中国機による日本領空への接近が多い南西航空方面隊の発進回数が41回と最多だった。また、ロシア機への対応に当たった北部航空方面隊が15回の緊急発進を行った。また西部航空方面隊では4回発進していて、中部航空方面隊では3回だった。

 

※写真=2021年2月の自衛隊の緊急発進回数は63回となった(提供:統合幕僚監部)