記事検索はこちらで→
2021.03.05

WING

独次期小銃選定、ヘッケラー&コッホが逆転採用へ

独国防省はC.G.ヘーネルの提案を特許侵害と結論

 ドイツ国防省は3月2日(ドイツ現地時間)、ドイツ連邦軍の新型アサルトライフル(次期小銃)選定において、C.G.ヘーネルを契約手続きから除外すると発表した。ドイツ国防省は、現在のところヘッケラー&コッホと契約を結ぶことになるとしている。
 ドイツの次期小銃選定作業では、ヘッケラー&コッホがHK416とHK433を、C.G.ヘーネルがMK556を提案していた。ドイツ国防省は2020年9月15日にヘーネルの提案を選定したが、これに対してヘッケラー&コッホが異議を申立てたため、連邦軍装備情報技術運用庁(BAAINBw)はヘーネルの特許権侵害の可能性について調査を実施。・・・

 

※写真=ドイツ次期小銃選定で逆転採用となったヘッケラー&コッホが提案している小銃の一つであるHK433小銃(提供:ヘッケラー&コッホ)

※写真=特許侵害を理由に採用を取り消されたヘーネルのMK556小銃(提供:C.G.ヘーネル)