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2021.01.12

WING

装備庁武田長官に聞く防衛装備の将来展望と期待

 次期戦闘機は第5世代以上、FMSも国内参画促進

 

 防衛装備庁の武田博史長官はこのほどWINGのインタビューに応じ、次期戦闘機をはじめとした防衛装備品の調達に関する課題や、国内産業発展への期待について回答した。開発を進める次期戦闘機については、航空優勢を確保するべく、現在最新の第5世代戦闘機以上の能力・性能を持つ機体として開発への意欲を示し、2035年には量産機を着実に配備できるよう推進していくこととした。さらに、対外有償軍事援助(FMS)調達の課題解決にも力を入れるとして、国内産業の強靱化を見据えたバランスを取りつつ、装備の強化に努める姿勢を示した。

 

※図=開発を進める次期戦闘機は第5世代以上の能力保有へ(提供:防衛装備庁)