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2020.09.23

WING

IATA、全旅客対象の出発前検査体制確立を

84%が全旅客の出発前検査に肯定的

 国際航空運送協会(IATA)は、出発前のすべての旅客を対象とした迅速、正確、安価で利用可能かつ体系的な新型コロナウイルス検査の開発とその世界的な展開を呼びかけた。IATAは国際民間航空機関(ICAO)を通じ、保健当局と協力して、このソリューションを迅速に展開していきたいとしている。
 新型コロナ検査の開発は急速に進んでおり、そのスピード、精度、価格、使いやすさ、拡張性など、様々な面で改良が進んでいる。出発前検査を実施することで、渡航プロセス全体を通して新型コロナウイルスに対して安全安心な環境を作ることが可能になるため、IATAとしては「好ましいオプション」だと強調。その一方で到着時の検査実施は、仮に陽性者が確認された場合、目的地における検疫実施に繋がる可能性があるため、航空輸送に対する旅客の信頼を損ないかねないとして、あらためて否定的な見解を示した。
 IATAが実施した世論調査では、航空機利用プロセスにおける出発前検査に対する肯定的な見方が大勢を占めているとし、84%の回答者が全旅客に出発前検査が必要であることに同意したほか、88%の回答者が渡航プロセスの一環として検査を受けることに肯定的な意見を示したという。
 またこの世論調査では、検査を実施することが航空に対する旅客の信頼回復に繋がることも浮き彫りとなった。・・・

 

※写真=IATAが全旅客を対象とした出発前検査体制を確立することを訴える。早期の国境解放と経済再開に繋がると期待