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2020.09.17

WING

赤羽大臣、「地方創生資する観光支援と公共交通応援」

全国900万人雇用の観光業支援注力、外国人受入体制強化も

 菅内閣が9月16日に発足し、国土交通大臣に再任された赤羽一嘉国土交通相が首相官邸で会見に臨んだ。このなかで赤羽大臣は菅総理からの指示を踏まえた3つのテーマに言及。その一つ目に、「新型コロナ禍における感染拡大防止と経済社会活動の両立。地方創生に資する観光の支援と公共交通の応援」を挙げた。
 赤羽大臣は冒頭、「国交省が所管する分野は幅広く、国民の皆様の生命と暮らし、地域の経済に直結する大変な重責。国民のために働く内閣の一員として、現場第一主義を徹底して、国民の皆様に寄り添い、緊張感をもってしっかりと働く」と就任の抱負を話した。
 菅総理からの指示を踏まえて挙げた3つのテーマのうち、新型コロナ禍における感染拡大と経済社会活動の両立については、「観光業は宿泊業、旅行業のみならず、地元の飲食業、物品業、貸切バス、タクシー、ハイヤー、フェリー、レンターカーなど、大変幅広い地方経済そのものと言って良い」ことに触れながら、「全国で900万人の雇用を支えているこの産業をしっかりと応援することは、まさに地方経済を応援することだ」と話し、観光業支援は疲弊する地方経済活性化に繋がるものであることを強調した。
 その上で、すでに7月22日からスタートしたGo to トラベルキャンペーンなどの政策に触れ・・・・・。

 公共交通機関支援や流域治水対策推進も