2020.09.15

WING

防衛省、自衛隊観閲式を無観客開催方式で実施へ

将来的には地方基地などでの開催も視野

 防衛省は9月11日、例年11月に実施している自衛隊観閲式について、2020(令和2)および2021(令和3)年度は選定した基地・駐屯地において、無観客形式での総理大臣の視察・訓示を実施することにすると発表した。防衛省・自衛隊では、観閲式を3自衛隊が持ち回りで実施しており、2020(令和2)年度は航空自衛隊が百里基地で航空観閲式を、2021(令和3)年度は陸上自衛隊が朝霞訓練場で観閲式を実施する予定だった。
 防衛省は、「新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえると、今年度は感染症対策を徹底しつつ、多数の方をお招きして開催することは困難」と述べるとともに、「来年度は延期となった東京オリンピック・パラリンピックの会場として朝霞訓練場が使われるため、実施が困難」として、それぞれ選定基地および駐屯地で、無観客形式により総理大臣の視察・訓示を実施することに決定したとしている。
 また、2022(令和4)年度に予定していた海上自衛隊による観艦式については、実施要領をベット検討し、2023(令和5)年度以降は2020年から22年までに実施する観閲式などを踏まえて検討することにした。なお、今後の観閲式などの様子については映像配信を実施し、国民が視聴出来る様にするとしている。

 

大規模実施は部隊にとって重大な負担
河野大臣「チケットは青少年券除き販売したい」

 

※写真=防衛省は自衛隊観閲式の在り方を変えていく方針だ。写真は期せずして従来方式で行った最後の観閲式となった2018年のもの

※写真=河野防衛大臣は小規模の基地や駐屯地で開催することも視野に入れていることを明かしている