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2020.07.22

WING

沖縄県、那覇空港で唾液採取し抗原検査開始

GoTo開始と4連休前に水際対策強化

 沖縄県は7月22日から、新型コロナウイルス感染症対策として、那覇空港において唾液検体を採取して抗原検査を実施に踏み切る。他県から国内線で来県し、発熱が確認された人を対象に唾液検体を採取し、県内の検査機関で短時間で検査する体制を整備するなど、水際対策を強化する。7月21日に記者会見に臨んだ沖縄県の玉城デニー知事が明らかにした。
 これは7月22日から政府の「Go Toトラベルキャンペーン」が開始することに伴ってスタートするもの。7月23日~26日までの4連休はもとより、夏休みの旅行シーズンを迎え、全国各地から沖縄県を訪れる旅行者の数が増加していくことが見込まれる。そうしたなか沖縄県としては観光業の活溌化に伴う水際対策の強化として、厚生労働省那覇検疫所の空港支所の施設において、発熱者に対して抗原検査を実施することを国に協力を求めている。
 玉城知事は今回の空港における唾液検体採取による抗原検査の実施について、「国への要望が叶うまでの間」としながら、沖縄県として独自に空港で唾液検体を採取して短時間で実施可能な抗原検査を実施する体制を整えることを明かした。・・・

 

旅行者専用相談センターを拡充
県外直行便ある離島空港に新設

 

沖縄県LINE公式アカウント開設
健康観察や状況応じた情報提供

 

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※写真=那覇空港で唾液検体を使った抗原検査を実施する。「Go Toトラベルキャンペーン」の開始、夏の観光シーズンを迎え沖縄県が独自に実施する水際対策だ