2020.03.26

WING

ANA、空飛ぶクルマ使った運航事業展開を検討

2025年の大阪万博ターゲットに新たなモビリティ事業へ

 全日空(ANA)が、空飛ぶクルマを使った運航に乗り出すことを検討中だ。2025年に開催予定の大阪万博をターゲットに、これまでのエアラインビジネスと同様、機体メーカーから機体を調達して、機体整備、予約受付・運航する、いわゆる航空運送事業のビジネスモデルを展開することを検討していることが分かった。ちなみに空飛ぶクルマの運用の鍵の一つには、「バーチポート」のような離発着場の開設が不可欠。この離発着場の運営についてANAは「ケース・バイ・ケースだ」としている。
 ANAが想定する顧客は、エグゼクティブや富裕層、さらには緊急輸送など。2025年の大阪万博を開催する夢洲と、関西の国際玄関口である関西空港、国内の空の玄関口の一つである神戸空港、そして大阪中心部を結ぶルートなどで運航することをまずは目指す。
 そうしたなか大阪万博が開催する2025年に先立って、空飛ぶクルマの開発を進めているSkyDriveが大阪で2023年にも事業化することを模索しているが、SkyDriveとの提携、もしくは同社の機体購入についてANAは「現時点では、計画はない」と回答した。
 ANAによれば、サービス開始当初は定期的に特定ルートで運航し、機体サイズは4席以上の座席数を想定。利用運賃の価格帯はサービス開始当初は、ヘリコプターのチャーターからタクシーやハイヤーの間の料金価格帯になるのではないかと見込む。
 大阪万博で想定しているルート以外の航路については、・・・・・・・・・・・・・・・。

※画像=ANAが空飛ぶクルマを使った旅客輸送を検討。2025年の大阪万博でサービス開始を目指す。画像はSkyDriveの機体だが現時点でANAは提携などの計画はないとしている(提供:SkyDrive)