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2020.01.17

ウイングトラベル

JTB高橋社長、ソリューションビジネス本格化

2020年「人財ビジネス」と「TaaS」に取組む

 JTBの高橋広行社長は1月16日、同社主催の新春経営講演会で挨拶し、2020年の取り組みとして、「第三の創業」に向けた経営改革を進め、「人財ソリューションビジネス」と「JTBならではTaaS」の2つの事業を本格化し、旅行業からソリューションビジネスへの転換をめざすと強調した。
 高橋社長は「これまでは旅行商品の販売を目的としてきたが、これからはお客様の抱える課題を解決するための手段として旅行を位置づける。第三の創業では、旅行だけでなく、旅行以外のサービスを提供し、事業ドメインも交流創造事業に変更した」と述べ、旅行業を目的から手段に位置づけることを明言した。
 人財ソリューションビジネスでは、宿泊施設を始めツーリズム産業に対して人財サービスを提供する。高橋社長は「最適な人財を適宜、適所に供給、高い接客スキルの人財を提供、人財に関わる業務全体を一括に請け負うことでコスト低減を実現する」と同ビジネスの概要を語った。
 人財ソリューションビジネスは、旅館、ホテルなどの宿泊施設を中心にツーリズム産業を支える人財不足の深刻化の課題を解決し、地域全体の価値向上を図ることで、新たな交流創造をめざす。

 

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※写真=新春講演会で挨拶するJTB高橋広行社長