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2019.12.16

WING

防衛省19年度補正、航空機整備などで4287億円

総合ミサイル防空強化で1456億円、必要な装備整備へ

 防衛省は12月13日、2019(令和元)年度補正予算が4287億円となったことを発表した。項目別には4点。1点目が国土強靱化のための措置として344億円とした。2点目が自衛隊の安定的な運用態勢の確保で2327億円。3点目の総合ミサイル防空能力の強化が1456億円となった。また、4点目のその他の追加財政需要については160億円になるとした。
 1点目の国土強靱化については、台風などで被害を受けた自衛隊施設や、災害派遣活動によって損耗した装備品などの復旧・整備、さらには災害対処能力向上に必要な装備品などの整備のためにひつようなもの。航空輸送能力を向上するため、輸送機の整備促進を図るほか、装輪車両・施設器材の損耗更新、固定式自家発電機整備などを行う。また、横須賀地区などで発生した護岸などの崩落を整備する。
 2点目の安定的な運用態勢確保では、・・・・