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2019.11.29

ウイングトラベル

訪日外客急増で、観光業界も外国人材に熱視線

アジア人材紹介のゴーウェル、観光分野への展開強化

 訪日外国人旅行者が3000万人を突破する一方で、日本で観光関連の業界で就業したいと考える外国人も日増しに増加している。特にここ最近で訪日外客が急増している東南アジア各国では、日本の観光産業での就業を希望する声が高まっているという。そうした中で東南アジアに特化した人材紹介事業を展開しているゴーウェルは、宿泊施設や旅行会社を始めとした観光産業向けに東南アジアの人材をマッチングさせる取り組みを一段と強化。今後は特に地方都市の観光関連事業者との関与を深めていきたい考えだ。
 ゴーウェルは2012年に東南アジアの言語に特化した通訳・翻訳、スクール事業から事業をスタート。その後2018年からはアジア人に特化した人材紹介を展開している。
 同社の登録人材は今年7月時点で約4000人となっている。永住者を始め、技術・人文知識・国際業務などの在留資格の保有者が約36%。また将来的に高度人材候補として活躍が期待される留学生の登録が43%を占めている。さらに同社の登録人材は日本語能力試験で、幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる「N1、N2」の資格を持つ人が全体の8割となっているのが大きな特徴となっている。

 

※写真=アジア人を専門に人材紹介事業を展開するゴーウェルの松田秀和社長

 

※写真=ゴーウェルのホームページ画像