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2019.11.28

WING

ラファエル、「SPIKE」性能向上型ミサイルを日本市場売り込み

実戦から開発された「SPIKE」、ヘリや固定翼に容易に装備も

 イスラエルの大手軍事装備品メーカーであるラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ(ラファエル)は、日本市場に向けて「SPIKE」(スパイク)対戦車誘導ミサイルシステム(ATGM)の売り込みを狙っている。とりわけ従来バージョンの「SPIKE」から、「ER2」、「LR2」、そして「NLOS」などといったさらに能力を向上させた「SPIKE」の売り込みを図りたい考えだ。同社ではアップグレードした「SPIKE」ミサイルは、従来型の「SPIKE」とほぼ完全な共通性を有しており、射程距離の延伸のほか、目標の破壊能力の向上、軽量化などといったアップグレードを行ったことを明かした。
 「SPIKE」ミサイルシステムはATGMとして歩兵が使用することのほか、車両や戦車に装着することはもちろんのこと、船舶やヘリコプター、さらには固定翼機など、計45種もの異なるプラットフォームに装備して発射することがことが可能だ。ラファエルでは、対人、対戦車、対艦など、様々な目標に対する抑止力となるとしており、例えば、ヘリコプター部隊や対戦車ユニットなどにおいて、新たな戦術的優位性をもたらすことを強調している。
 ヘリコプターでは約10機種のヘリコプターに搭載することができるとしており、なかでも「我々は日本のアパッチ向けなどにも提案したい。さらにはSUBARUが開発したUH-X向けに提案したい」としており、日本市場の開拓を虎視眈々と狙っている。
 ちなみに、ラファエルでは「ヘリコプターに搭載した場合であっても、5日間の訓練があれば使用することができる」とコメント。「様々なヘリコプターに搭載するにしても、9ヵ月あれば、ボーイング製であろうが、シコルスキー製であろうが、どこのOEMの機体であってもインテグレートすることが可能」であることも強調した。

 

性能が向上した「SPIKE」ミサイル
世界33カ国3万発以上の納入実績

 

 ラファエルの「SPIKE」は射程によってファミリー化されており、かつてのシリーズから更に・・・

 

※写真=アップグレードした「SPIKE」ミサイルで日本市場の取り込みを狙う

 

※動画(※YouTubeにリンク)=ラファエルの「SPIKE」ファミリー(提供:ラファエル)