2019.11.08

ウイングトラベル

海外ロングステイ過去最高更新も国内は9%減

ロングステイ財団調査、滞在内容に新たな動きも

 ロングステイ財団は日本人と訪日外国人旅行者のロングステイの最新動向を調査した「ロングステイ調査動向2019」が完成したことを受け11月7日にメディア向けの説明会を開催した。これによると2018年の海外ロングステイ人口(推定値)は前年比0.8%増の162万3000人となり、微増ながらも3年連続で過去最高を更新した。日本人の海外渡航者数の増加に呼応した格好だが、目的の多様化やロングステイに投資する予算が増額基調となるなど新たな動きが見られている。一方で国内ロングステイ人口は9.0%減の773万8000人となった。こちらも日本人の国内宿泊旅行数の減少を反映した形だが、旅行単価は増加傾向となっているという。国内ではロングステイ先でさまざまな体験を楽しむ傾向が出てきているほか、古民家の活用など新たな動きが見られる中で質的向上が期待できるとした。

 

 海外ロングステイの推計人口は162万人
 年金などの資産運用目的で関心が高まる

 今回の調査は2018年のロングステイマーケットの動向をまとめたものとなっている。
 海外については2週間以上の滞在をロングステイとして位置づけている。2018年の日本人出国者数は過去最高の1895万人となる中でロングステイ市場も安定的な成長を見せ、3年連続で過去最高を更新する結果となった。

 

 国内ロングステイ人口は774万人、消費単価は増加
 地域経済の貢献に寄与、質的向上の取り組みも
 ラグビーW杯で訪日外国人の長期滞在者増加
 日本での需要喚起の起爆剤として期待

 
※写真=メディア向け説明会であいさつするロングステイ財団の鶴田雄次郎事務局長

 

※画像=「ロングステイ調査統計2019」の表紙