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2019.10.21

WING

北部方面隊、協同転地演習(連隊等転地)を実施

第2師団・第5旅団の部隊が西部方面区に転地訓練

 陸上幕僚監部は10月18日、「令和元年(2019年)度協同転地演習(連隊等転地:第2師団・第5旅団)」を実施すると発表した。この転地演習は、北部方面総監の吉田圭秀陸将を担任官に、第2師団は11月5日から26日までの間、第5旅団は10月27日から11月22日までの間、民間等を含む陸海の各種輸送力を使用して他方面区への機動展開訓練を行い、長距離機動に引き続いての各種訓練を実施する。
 第2師団の転地演習では、第3普通科連隊(名寄)等の人員約850名、車両約300両、航空機2機が参加。北部方面区から西部方面区の大矢野原演習場に転地して各種訓練を行う。また、第5旅団の転地演習では、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車大隊(鹿追)、第5特科隊(帯広)、第5高射特科連隊(帯広)、第5施設隊(帯広)、第5通信隊(帯広)の人員約350名、車両約120両が参加。北部方面区から西部方面区の霧島演習場、奄美群島、西部方面管区内の基地に転地して各種訓練を実施するほか、第5旅団は転地先で方面隊実動演習(西部方面隊)と連携して演習を実施する。