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2019.09.25

ウイングトラベル

シンガポール政観、観光PRイベントを開催  

斎藤工さんが観光のおすすめ6選を紹介

 シンガポール政府観光局(STB)は9月24日、都内で観光PRイベントを開催した。イベントでは、俳優の斎藤工さんが、シンガポールで体験すべき観光素材について紹介を行った。また、9月末をもって斎藤さんがシンガポール観光大使としての任期を終了することを発表。STBは約2年間にわたる斎藤さんの活躍を称え、斎藤さんの名前を冠した新種の蘭を贈呈した。
 斎藤さんは2017年8月のSTBのグローバルプロモーションキャンペーン「Passion Made Possible」の展開にあわせて、日本人初のシンガポール大使に就任。約2年間にわたり、シンガポールの観光の魅力についてさまざまな観点からPRを行った。
 イベント冒頭にはSTBのチャン・チーペイ副長官があいさつに立った。チャン長官は「シンガポールへの日本人渡航者数は前年比5%増の約83万人。今年は7月までで約9%増の47万7812人と好調に推移している。日本人旅行者の誘致においてグローバルで競争が激化している中で、市場にインパクトを与えるために斎藤工さんに観光大使に就任してもらった。主演した映画『家族のレシピ』を始め、さまざまな場面でシンガポールの観光誘致に尽力してもらい、大変感謝している。STBとしてはこれからもシンガポールの観光の魅力についてさらなるストーリーを伝えていきたいと考えている」とあいさつした。
 これを受けて、斎藤さんは「今回の観光大使では非常に貴重な体験をさせてもらった。また、シンガポールで数多くの人々との交流を通じ、日に日に第2の故郷となっていった感じであった。観光大使や映画の撮影などを通じて、日本とシンガポールとの歴史など、これまで知らなかった部分も多かった。そうした歴史を知った上で、シンガポールが持つ多彩な観光資源を深く味わってもらいたい」と述べた。

 

 シンガポール観光大使の任務、9月で満了
 功績称え、新種の蘭に斎藤工さんの名前を命名

※写真=今回のイベントの参加者。写真左からシンガポール政府観光局のマーカス・タン北アジア局長、チャン・チーペイ副長官、齋藤工さん、やしろ優さん

 

※写真=世界で唯一の品種の蘭「デントロビウム・サイトウタクミ」とともに記念撮影に応じる斎藤工さん