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2019.09.19

ウイングトラベル

8月訪日外国人2.2%減、11カ月ぶりダウン

韓国半減も東南アジア・インド・ロシア急増

 日本政府観光局(JNTO)によると、8月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比2.2%減の252万100人となり、11カ月ぶりにマイナスを記録した。韓国への輸出規制強化による反発で訪日旅行需要が約5割減少したことが影響した。一方で、東南アジア諸国、インド、ロシアの新興市場は2割を超える伸びを示し、大手市場の中国も前月に続き単月で100万人を超え、訪日市場は各国に広がりを見せている。
 市場別では、中国が単月として過去最高を記録し、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの13カ国がで7月の記録を塗り替えた。
 市場別では、スペインが単月で過去最高を記録。また、中国、台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシアが8月単月の記録を塗り替えた。

 

 中国1-8月で650万人超え、台湾8月6.5%増
 シンガポール、フィリピン、ベトナム好調
 米国、カナダの訪日好調、ロシア2割以上増加

※表=訪日外客数の推移(JNTO推計)