2019.09.12

WING

MBDA、SPEAR-EW電子戦兵器の開発受注

SPEAR空対地ミサイルの電子戦バージョン、F-35搭載可能
 

 

 MBDAは9月11日、SPEAR-EW電子戦兵器の試作実証契約を英国防省より受注したことを明らかにした。このSPEAR-EWは英空軍向けに納入されているSPEAR空対地ミサイルの電子戦バージョンであり、SPEARはコンパクトなサイズのためF-35戦闘機の内蔵式武器槽に最大4発まで搭載可能。タイフーン戦闘機では1ヵ所の兵装ステーションに3発搭載が可能で、SPEAR-EWでも同様の搭載が可能とする。
 SPEAR-EWは敵防空能力制圧(SEAD)ミッションを完全なものとするため、MBDAがレオナルドとパートナーを組んで開発する。英国防省防衛装備支援(DE&S)機関より授与された技術実証プログラム(TDP)契約のもと、SPEAR-EWはレオナルドからの最先端の小型化した電子戦ペイロードをミサイルに統合する。そのペイロードは英空軍機の生残性を著しく増進するためのスタンド・イン・ジャマーとして、敵の防空力を抑圧する際立った兵力増強装置としての役割を演ずるものである。SPEAR-EWのペイロードのコアはレオナルドの先進的小型化デジタル無線周波数メモリー(DRFM)技術であり、今日の市場で最先端の電子妨害能力と欺瞞能力を提供する。

 

※画像=SPEAR-EW電子戦兵器のイメージ図(提供:MBDA)