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2019.08.23

ウイングトラベル

成田夏季繁忙期、韓国からの入国者34.7%減

日本人出国者数は5.8%増の約30万人と好調

 東京出入国在留管理局成田空港支局が8月23日に発表した夏季繁忙期間(8月9日〜18日の計10日間)の出入国速報によると、国・地域別の外国人新規入国者数で、韓国からの入国者数が前年同期比34.7%減の1万2260人と、3割以上減少したことがわかった。ただし、路線別の航空機利用者数では、韓国路線の利用者数は4.3%増の5万8200人と堅調に伸びており、韓国からのインバウンドは減少した一方で、日本からの訪韓需要は好調に伸びたことが読み取れる。
 また、香港については夏季繁忙期の入国者数が10.1%減の1万530人、香港路線の利用者数も11.2%減の3万8200人のマイナスで、香港でのデモの影響もあり双方向交流に影響が出た格好となった。
 成田空港からの夏季繁忙期間中の日本人出国者数は、前年同期比5.8%増の29万5910人、外国人入国者数は2.5%増の21万7260人だった。また、日本人と外国人を合わせた出国者数は54万180人(前年比4.8%増)、入(帰)国者数は51万6500人(4.5%増)で、出入国総数は105万6680人(4.6%増)と堅調だった。