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2019.05.23

WING

日シンガポール防衛相会談が防衛省で開催

防衛交流覚書署名から10周年、防衛交流深化で一致

 岩屋防衛大臣は5月22日、訪日中のシンガポールのウン・エンヘン国防大臣と日シンガポール防衛省会談を防衛省で実施した。
 特別儀仗隊による栄誉礼・儀仗を受けた後に行われた会談では、岩屋大臣が冒頭、「ウン・エンヘン国防大臣の訪日を歓迎するとともに、ADMMプラス以来の再会を嬉しく思う」と発言。日本とシンガポール防衛交流の覚書の署名から10年経ち、両国間の交流が「寄港」等の分野で着実に深化しているとして、2018年の護衛艦「かが」のチャンギ港や、5月の山村海上幕僚長のシンガポール訪問、護衛艦「いずも」の寄港に触れて、寄港時の協力に感謝を述べた。また会談では新防衛大綱の説明と大綱を踏まえて、2国間の防衛協力の更なる深化に向け意見交換を行いたいとした。

 

自衛隊艦艇の更なる寄港を歓迎
ADMMプラスの枠組みで演習等の協力進めたい

 

自由で開かれた海洋の重要性について認識共有

 

※写真=岩屋防衛大臣、訪日中のシンガポールのウン・エンヘン国防大臣と日シンガポール防衛省会談を防衛省で実施した

※写真=会談では新防衛大綱の説明と大綱を踏まえて、2国間の防衛協力の更なる深化に向け意見交換を行った