2019.05.14

WING

F-35A搭載用JSMは伊藤忠アビエーションと契約

コングスベルグの代理店として20億4444万円で

 防衛装備庁は先頃、F-35戦闘機搭載用空対艦ミサイルJSMの調達について、FMSではなく商業輸入調達として伊藤忠アビエーションと20億4444万円で契約した。弾薬扱いのため数量は未公表となっている。伊藤忠アビエーションは同ミサイルのメーカーであるノルウェーのコングスベルグ社の代理店。
 JSMはF-35の胴体内武器槽に収納できるサイズで設計され、ステルス性の高い形状の長射程対艦ミサイルで艦艇発射、陸上発射用のNSMミサイルの空中発射派生型と言える。ノルウェー空軍のF-35Aはもとより、米軍のF-35への装備も進められている。防衛省も相手の脅威圏外(スタンド・オフ)から対処できるスタンド・オフ・ミサイル導入の一環として、2018年度から導入を決めていたもの。敵艦艇の侵攻阻止、上陸部隊の排除、BMD対応中のイージス艦の防護などの任務にあたり、在来の空対艦誘導弾では射程が短く、隊員の安全が確保できないことも導入の理由とされている。

 

※写真=JA2016に展示されたJSMの実物大模型