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2019.04.17

ウイングトラベル特集

バニラ、試験飛行時にアルコール検査未実施

離陸後に検査忘れ気付く、着陸後検査で反応なし

 

 バニラ・エアは4月16日、羽田空港で実施した社用飛行で当該便の機長と副操縦士の2名が会社規定で定めている乗務前アルコール検査を実施していなかったと発表した。
 バニラ・エアによると、本事象が発生したのは試験飛行のために北海道上空まで飛行して羽田に戻る予定だったJW9051便。当該機は4月8日午前6時37分に、運航乗務員2名と整備関係者6名を乗せて羽田空港を離陸、試験空域に向かっていたところ、地上担当者が乗務前アルコール検査結果の記録がないことに気付いたとのこと。運航乗務員2名も飛行中の午前9時頃に、乗務前アルコール検査を実施していなかったことに気付いたという。