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2019.04.02

ウイングトラベル

香港ディズニーランド・リゾートに新アトラクション

『アントマン&ワスプ:ナノ・バトル!』オープン
 香港要人や出演者でオープニングセレモニー

 香港ディズニーランド・リゾートは3月31日、最新技術を駆使した新しいアトラクション『アントマン&ワスプ:ナノ・バトル!』をオープンした。これは、2018年に公開されたマーベル映画「アントマン&ワスプ」をベースにしたライド系シューティング・アトラクションで、同じくマーベル映画をベースとしたアトラクション「アイアンマン・エクスペリエンス」の続編と位置づけられている。
 一般公開に先駆けて3月28日には現地でオープニングセレモニーが開催され、マーベル・シネマティック・ユニバースでアントマン役を演じた俳優のポール・ラッド氏、アントマンの舞台となるシールド科学技術パビリオンのチーフエンジニア、レスリー・ラム役を演じる香港の女優ジェシカ・ヘスター氏のほか、香港特別行政区財政長官のポーロ・チャン氏、香港ディズニーランド・リゾート・マネージング・ディレクターのステファニー・ヤング氏、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏、香港政府観光局(HKTB)エグゼクティブ・ディレクターのアンソニー・ラウ氏など要人が参加した。
 香港特別行政区財政長官のチャン氏は、「2005年のオープン以来、世界中から多くの観光客を迎えてきた香港ディズニーランド・リゾートは、香港の経済に大きな貢献を果たしてきた。新たに登場するマーベルのスーパーヒーローはさらに多くの来場者を惹きつけるだろう」と挨拶。さらに、昨年10月に開通した香港とマカオを結ぶ港珠澳大橋についても触れ、「香港のさらなる成長につながる」と話し、観光促進への期待感を表した。
 また、香港ディズニーランド・リゾートのヤング氏は、「アイアンマンなどマーベルのヒーローたちは多くのゲストに愛されてきた。今回の新アトラクションのオープンで、香港ディズニーランド・リゾートは、香港の観光促進の成功に貢献していくとともに、世界から選ばれるツーリストデスティネーションとしてありつづける」と強調した。
 アメリカンコミックのヒーローたちを映画化するマーベル・スタジアはウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社。香港ディズニーランド・リゾートは、そのマーベルのアジアの拠点として拡張を続けており、今回の『アントマン&ワスプ:ナノ・バトル!』の新登場もそのひとつとして位置づけられている。現在、第3のマーベルアトラクションも開発中だ。

 

 マーベル映画の世界観体感するライド系シューティング
 2018年度日本人来場者数は前年比44%増
 直営ホテルの宿泊数も増加

 

※写真=香港ディズニーランド・リゾート・マネージング・ディレクターのステファニー・ヤング氏

 

※写真=香港特別行政区財政長官のポーロ・チャン氏

 

※写真=オープニングセレモニーには出演者、製作者や香港の要人が参集