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2019.04.02

WING

第6代統合幕僚長に山崎幸二陸将が着任

統合運用の強化は使命であり時代の要請

 防衛省・統合幕僚監部は4月1日、前陸上幕僚長の山崎幸二陸将の統合幕僚長着任式を執り行った。なお後任の陸上幕僚長人事には、西部方面総監の湯浅陸将が就く。
 山崎統幕長は着任の辞として、「統合幕僚長の大任を拝命し、その責務の重大さに身の引き締まる思いである」と述べ、統合運用体制が今年で14年目を迎えることや各種海外派遣任務の実施等に触れて、「将来に渡り我が国の平和と独立、国民の安心・安全のため、統合運用をさらに強化していくのが我々の使命であり、時代の要請であると認識している」と語った。
 また不確実性を増す日本を取り巻く安全保障環境を挙げて「我々はこの安全保障環境等の厳しい現実に、正面から向き合い変化に対応する万全の備えを行う必要がある」と述べ、身を引き締めるよう促した。
 

 

※写真=第6代統合幕僚長に着任した山崎幸二陸将

※写真=統幕長として、統合運用体制強化や米軍および関係機関との連携重視等を重視すると述べた