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2025.10.21

ウイングトラベル

★西豪州、日豪経済会議のパース開催前に首相らが来日

 日本市場でのプレゼンス拡大に意欲

 

 10月5日から7日までオーストラリアのパースで開催された「第62回日豪経済会議」に先駆けて西オーストラリア州からロジャー・クック州首相を筆頭にビジネスイベントパース(BEパース)のブラッドリー・ウッズ会長とギャレス・マーティンCEOも含むミッション団が来日し、日本との関係強化の取り組みを推進した。
 ミッション団は22人からなり、大阪・関西万博に合わせて日本企業とフォーラムを開催したほか、プレゼンテーションや晩餐会を開催。東京でも9月29日に在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所(ANZCCJ)、日豪/豪日経済委員会とともに200名規模のネットワーキングイベントを共催した。またBEパースとしても翌30日に西オーストラリア州政府観光局(TWA)と業界向けのランチョンセミナーを開催したほか、重要顧客やパートナー企業・団体との会合も積極的に実施した。
 今年2回目の来日となったクック首相は、本紙の質問に対して「(両国・地域は)何十年にもわたる長い友情を築いてきた。日本は西オーストラリアにとって大きな観光市場であり、重要な貿易パートナーでもあり、人と人との関係、共通の価値観、そして信頼の上に成り立っている」と説明した。

 

※写真=BEパースブラッドリー・ウッズ会長