日刊旅行通信

2012年10月23日

　中国人観光客1521名がコスタクルーズで訪日
　日中関係悪化後初の大型団体、熊本八代港に
　
　中国人観光客ら1521名を乗せた豪華クルーズ客船「コスタ・ビクトリア号」が、10月20日に熊本県八代港に初入港し、翌21日の出港時まで九州観光を予定通り楽しんだことがわかった。中国からの団体旅行キャンセルが相次ぐ中、コスタクルーズによる日中韓3ヵ国クルーズなどでも、一時日本への寄港が中止されていたが、今回はチャータークルーズとして、日中関係悪化後では恐らく初となる中国からの大型クルーズ客船到着となった。これを契機に日中間の観光交流の早期正常化につながることが期待される。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★中国人観光客1521名がコスタクルーズで訪日
　日中関係悪化後初の大型団体、熊本八代港に
　地元経済界と一体となった誘致・信頼構築がカギ
　かなりの経済効果、年内にも上海・韓国へセールス
＜旅行関連＞
★宿泊プランの不当表記でホテル椿館に措置命令
　消費者庁、「坊ちゃん島あわび」に外国産を使用
★外務省、トルコとシリア国境付近の危険度引き上げ
★JTB法人、地域の体験プログラム開発をサポート
　「旅いく地域版」を発売、着地型ツアーの促進へ
★日観振の紅葉情報ページ、昨年より注目高く
★日本旅行、ご当地アイドル「ロコドル」に着目
★ANAセ、小樽でヴィオラコンサートを鑑賞
★ナショナルトラスト、震災からの遺産復興を支援
＜航空関連＞
★エーゲ航空、オリンピック航空の買収を発表
　ギリシャ2航空、競争力強化で経営立て直し図る
★ANA、12月以降の燃油サーチャージ値上げ
　2段階上昇で現行より500～5000円高く
★ACA、12月発券分燃油サーチャージを値上げ
　日本－カナダ間、片道2万6000円に改訂
★関空9月実績、旅客数は13％増の143万5000人に
　伊丹空港9月、旅客数ほぼ横ばい
★エミレーツ、東南アジア方面の3路線を増便
★KAL、11月長距離線アッパークラスに新機内食
★JMB会員2500万人達成で感謝キャンペーン展開
＜観光統計＞
★北海道 2012年度上半期、12.4％増の634万人
★北海道、2011年度の訪日外客数は23.2％減
＜デスティネーション＞
★冬のカナディアン・ロッキーが東京ミッドタウンに！
　アルバータ州観光公社とエア・カナダがイベント共催
★カナダ産のダイヤモンドを1名にプレゼント
　NWT観光局がキャンペーン、オーロラの認知向上へ
＜ホテル＞
★ヒルトンHオナーズのカードに「プラチナ」登場
■為替市況

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