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2008年10月22

 ゼロコミを契機に「商いのやり方再整理を」
 田川JTB社長、企業の質的転換が求められる

 JTBの田川博己社長は、本紙取材に対し、ゼロコミッション化の動きが進んでいることについて、「旅行会社は本来、サプライヤー代理ではなく、購買代理であるべきであり、キャリアからコミッションをもらわなくても商売ができる仕組みを作らなければならない」と述べ、「商いのやり方をもう一度整理する良いチャンス」との見解を示した。既にJTBをはじめ大手旅行会社では、フィービジネスへの転換に動き始めているが、購買代理として顧客にどのような付加価値を提供していくのか、「企業の質的転換を図らなければならない時代が来ている」との認識を示した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★JALのゼロコミ、完全eチケット化が大きな転機に
 西松社長、日本独特の問屋的な商習慣も変化
 ・燃油サーチャージ、下降局面では透明性発揮
★ゼロコミを契機に「商いのやり方再整理を」
 田川JTB社長、企業の質的転換が求められる
 ・代理販売から脱却、主体性ある仕入と値付けを
<旅行関連>
★旅行=レジャーを軌道修正、自己投資手段に
 若年層、海外旅行高すぎる=価値がわからない
 若年層向け商品、学生旅行やウエディングのみ
★クラブメッド・バリ、12月にリニューアルオープン
 レストラン・スパ・バー等一新、高級リゾートへ
★クルーズ旅行の促進めざし表彰制度を策定
 JOPA、オリジナリティー溢れる企画商品を募集
★JATA 大阪で南アフリカセミナー、南ア観光局協力
<航空関連>
★アラスカへのJALチャーター、今季18本を実施
 過去最大の本数、広島・仙台など地方発着も拡大
★航空局、米国、中国、英国等と航空協議開催へ
★AAL第3四半期決算、純利益4500万米ドル計上
★マーケティング・ガーデン、ナミビア航空総代理店に
★関空、フィリピン航空のセブ線開設でセレモニー
★アマデウス、THAとブッキングキャンペーン
<デスティネーション>
★“オール・カナダ”で旅行需要の喚起へ
 2010年バンクーバー五輪に照準、若年層開拓も
 19回目の「Kanata」開催、今年は一極集中型に
<ホテル>
★インターコン香港の広東レストランで健康メニュー
●訃報 小島阪急交通社社長の母君
■為替市況(21日)

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