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2008年8月19

 全日空、燃油サーチャージ最大24%増の値上げ
 基準改定し一部据置、直近燃油価格に合わせる

 全日空(ANA)は8月18日、国際線燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)とIATA普通運賃を10月1日から値上げすると発表した。国際線燃油サーチャージは適用基準と路線基準を改定するとともに、適用する5-7月シンガポールケロシン平均価格水準を低く設定し、値上げ率は据え置きから最大はベトナム・グアム線の24%増とした。
 例えば、ハワイ方面を例にとると、片道の燃油サーチャージは、2-4月燃油基準120〜130ドルで現行2万円。今回の改定基準では120〜130ドルを1万7000円に下げ、5-7月の燃油平均163.54ドルに該当する160〜170ドルを適用すると2万8000円となる。これを燃油価格140〜150ドルの2万2000円に抑制した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★全日空、燃油サーチャージ最大24%増の値上げ
 基準改定し一部据置、直近燃油価格に合わせる
★10月よりIATA普通運賃は北米線で10%値上げ
 ANAは燃油サーチャージも欧米5000円値上げへ
 期中のIATA運賃値上げ、サーチャージ導入後は初
 4月・10月の連続値上げで、北米線は24.3%上昇
<旅行関連>
★韓国人訪日観光客向けに、IC乗車券の実証実験
 国交省、クレジット機能付のPiTaPaカード発行
★トップツアー6月実績、総取扱額5.2%減
★HIS、海外レンタカーオンライン予約サイト開設
★日旅、サッカーW杯のサポーターツアーを企画
★ウインドスタークルーズ、12月より全船で禁煙
★国交省、「YOKOSO!WEEKS」の特典の募集開始
★国交省、「観光カリスマ塾」の受講生募集
★KNT、2016東京オリンピック招致の公式パートナーに
<航空関連>
★関空・平野副社長、二期島概算要求に「減便影響あるかも」
 発着回数13万5000回は困難、飲食・物販売上に影響も
★JAL/ANA夏期・国際線で明暗、ANAは旅客数が微増に
 中国路線は両社大幅減、国内はJAL0.7%減・ANA1.7%減
 JAL、国際線の旅客数は9.6%減少、中国線が大幅減
 ANA、国際線旅客0.4%増と微増・利用率も前年超え
★NWAとMVA、サイパン夜便就航でキャンペーン
★CPA、『ベスト・ファースト・クラス賞』受賞
★QFA、オセアニア地域で最も評価の高い航空会社に
★THT、『太平洋地区ベストエアライン賞』受賞
<観光統計>
★6月オーストラリア日本人客、25.7%減の2.8万人
<デスティネーション>
★テキサス州政観、9月に業界向けイベント開催
 旅チャンネル「GO!GO!アメリカ」番組に連動
★前田美波里のNZ渡航プログラム、9月オンエア
<ホテル>
★チョイスホテルズとAXESS、予約促進キャンペーン実施
★シャングリ・ラ、バンクーバーに新ホテル開業
<組織・人事>
★リーディングホテルズの社長兼CEOにテン氏
■為替市況(18日)

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