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エア・インディア事故、3カ月以内に報告書

認証制度含む長期的航空安全改革提言目指す
去る6月12日に発生したエア・インディアAI171便の墜落事故についてラム・モハン・ナイドゥ民間航空大臣は、ムルリダル・モホル国務大臣、サミール・クマール・シン内務長官、そして政府高官らと共にニューデリーで記者会見を開いた。そのなかで内務大臣を委員長とするハイレベル委員会を設置するとし、今後3カ月以内に統合報告を提出するとした。さらに、航空安全を強化するため、認証制度を含む長期的な改革を提言する方針だ。
インド政府はエア・インディアの経営陣に対し、被災者の遺族に包括的な支援を行うよう指示したことを明かした。具体的には遺族に対する見舞金を即時支給することのほか、近親者への物資輸送および精神的ケア、エア・インディア幹部による被災者家族への面会および支援、ロンドン・ガトウィック空港に英国国民とその家族のための専用サポートセンターの設置などが含まれる。
※画像=会見は犠牲者に黙祷を捧げてスタート。3カ月以内に報告書を出すとした(提供:インド民間航空省)
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