記事検索はこちらで→
2025.05.09

WING

イタリア艦艇2度目の北朝鮮籍船舶監視を実施

 防衛省は、4月下旬にイタリア海軍フリゲート「アントニオ・マルチェリア」が日本周辺海域で国連安保理決議で禁止されている北朝鮮籍船舶による「瀬取り」などの違法な海上活動に対する警戒監視活動を行った。イタリア艦艇による監視活動は2024年以降2度目となる。
 日本政府としては、北朝鮮による大量破壊兵器およびあらゆる弾道ミサイルの廃棄実現に向けて取り組んでおり、国際社会が一致団結して国連安保理決議の実効性確保に取り組むことを歓迎する。防衛省・自衛隊では、海上自衛隊が違反の疑いがある船舶の情報収集を行い、イタリアなど関係国および関係国際機関と緊密に協力している。

 

※写真=この度、日本周辺で瀬取りなどの警戒監視を行ったイタリア海軍フリゲート「アントニオ・マルチェリア」(提供:防衛省/イタリア国防省)