JAL、12月の国際貨物サーチャージ3～6円増に

　日本航空（JAL）は11月20日、日本発国際貨物燃油サーチャージ価格を12月分から値上げすると発表した。これまで片道1キロ当たり30～56円だが、12月からは33～62円となる。価格決定の指標となる直近1ヵ月間のジェット燃料平均価格が、前回適用時には1バレル当たり85ドル未満だったが、今回（10月平均）では87.8ドルとなったため、サーチャージ額が3～6円上昇することとなった。
　そのため、詳細な貨物燃油サーチャージ額は、アジアの近距離路線（香港、中国、フィリピン、台湾、韓国、グアム）が1キロ当たり33円になり、それ以外のアジアの遠距離路線では37円、アフリカや中東を含む米州・欧州など遠距離路線では62円となる。