記事検索はこちらで→
2024.05.23

WING

ノースロップ、自律型VTOL実証機が次なる段階に

 DARPAの「ANCILLARY」の一環

 ノースロップ・グラマンは5月22日(米カリフォルニア州レドンドビーチ現地時間)、米国防高等研究計画局(DARPA)の「AdvaNced airCraft Infrastructure-Less Launch And RecoverY」(ANCILLARY)プログラムの一環として開発を進めている、自律型垂直離着陸(VTOL)機の次期設計フェーズに選定された。
 DARPAの「ANCILLARY」プログラムは、長時間の耐久性を有するVTOL無人機の性能を飛躍的に向上させるために必要な重要技術を備えたXプレーンを開発・実証することを目的としている。
 このVTOL無人機は、悪天候下でも艦艇の飛行甲板や限られたスペースの陸地から、インフラ設備を追加することなく発進・回収することが可能なシステムとし、遠征ミッションや、独自のペイロード能力を備えた現地指揮対応の情報・監視・偵察・標的(ISR/T)の展開を可能にすることを目指したもの。