ウイングトラベル
★カナダ観光局、「ランデブーカナダ」開催
会期中に新観光戦略発表予定、日本から30人参加
カナダ観光局のトラベルトレードショー「ランデブーカナダ(RVC)2024」が西部アルバータ州エドモントンで開幕した。5月14〜17日の開催期間中、日本を含む主要マーケット各国よりバイヤーと、現地カナダ側サプライヤー合わせて1400人以上が集まり、日本からは旅行会社およびメディア関係者が30人参加した。期間中は事前アポイント制の商談が行われる他、2030年までにカナダを「世界トップ7」にするべく、新たな観光戦略が発表される予定だ。
アジア太平洋地区、26年の完全回復見込む 新戦略で、世界トップ7の観光立国実現目指す
開催初日の14日(現地時間)、カナダ側サプライヤー向けに行ったプレゼンテーションの場で、カナダ観光局マーケティング戦略担当上級副社長兼チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)のグロリア・ロリー氏は、マーケットの回復状況について説明。カナダ国内については既に昨年にコロナ前水準への回復を果たし、今年は北米、来年は欧州、2026年には日本を含むアジア太平洋地区での回復を予想、「2026年に完全回復する」との見通しを示した。
来年以降、夏の旅行者誘致強化へ 航空座席供給量の増加を背景に
日本への航空座席供給はコロナ前3割増に 高付加価値商品の強化継続
※写真=開催地エドモントンを拠点とするアイスホッケーチーム「エドモントン・オイラーズ」のユニフォームをまとったカナダ観光局マーケティング戦略担当上級副社長兼チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)グロリア・ロリー氏(左から2人目)、同社長兼CEOマーシャ・ウォルデン氏(中央)、同旅行業界エンゲージメント担当副社長モリーン・ライリー氏(右から2人目)【提供:カナダ観光局】